いざ「家づくりの勉強を始めよう!」と思っても、住宅用語は難しいものばかり…。
そこで!
モデルハウス見学前に、知っておくとよい用語や、近年の流行や話題の設備・工法などをご紹介します!
ぜひ参考にしてくださいね♪
間取りや設備に関する用語
- スキップフロア
- 住戸内に、中2階のような半階分ずらした居室を設けること。住戸内に上下の段差を生じることで、各居室の独立性を持たせることができます。
- ユーティリティ
- 家事作業のための設備を置いたスペースのこと。洗濯機やアイロン、ミシン、食器棚、食品貯蔵庫などが置かれ、キッチンや浴室に接続して設けることで家事がしやすくなります。
- パントリー
- キッチンの周辺に配置し、食品や食器などをストックしておく収納場所のこと。
構造に関する用語
- 木造枠組壁工法(2×4:ツーバイフォー 2×6:ツーバイシックス)
- 2×4、または2×6インチの角材で組んだ「枠」に「構造用合板」を打ち付けて作ったパネル(面)で、「床」「壁」「天井」などを構成する工法のこと。輸入住宅や大手メーカーに多く、耐震性や気密性に優れているのが特長です。
- 木造軸組工法
- 日本の伝統的な工法で、「柱」「梁」「筋交い」などを組み合わせて作る工法(軸組)のこと。木材の先端に作ったほぞ(突起)を、受ける側につくったほぞ穴(凹型の穴)で受けて部材を接合させます。工務店のほとんどはこの工法で、比較的間取りやデザインの自由度が高いのが特長です。
土地や建物に関する用語
- 建ぺい率
- 敷地面積に対する建築面積の割合のこと。日照や採光、通風を確保し、災害を防ぐ目的で、用途地域に応じて建ぺい率が制限されています。
【建築面積(1階)÷敷地面積×100】 - 容積率
- 敷地面積に対する延床面積の割合のこと。用途地域ごとに住宅系は50~500%の範囲で制限されていますが、前面道路の幅が12m未満の場合は変動する場合があります。
【延床面積÷敷地面積×100】 - 延べ床面積
- 建物の各階の床面積の合計のこと。確認申請手数料の算定等の基礎になります。
- 用途地域
- 都市計画法に基づき、住居系、商業系、工業系などの用途に応じてエリア分けされており、建物の高さや、建てられる施設などさまざまな制限があります。家を建てる予定地周辺の用途地域を知っていると、今後周辺に建てられるかもしれない建物や将来の生活環境を想像することができるので、調べておくことが大切です。
流行の工法・設備・数値に関する用語
- ZEH(ゼロエネルギーハウス)
- 家庭で使用するエネルギーと太陽光発電などでつくるエネルギーをバランスして、1年間で消費するエネルギーの量を実質的にゼロ以下にする家のこと。省エネルギー性が高いので、光熱費の削減の実現につながります。
- スマートハウス
- HEMS(ホームエネルギーマネージメントシステム)というシステムを用いて、家庭の設備や家電をコントロールし、消費エネルギーを最適化する住宅のこと。エネルギーをシステムでしっかり管理することで、エネルギー消費の無駄を削減でき、結果的に光熱費削減にもつながります。
- 耐震構造
- 建物の壁に筋交いや面材を入れることで建物を固め、強度を高めて揺れに抵抗する構造のこと。安全な住宅かどうかは「耐震等級」で判断します。「耐震等級」は3段階にランクが分かれており、等級3クラスは、震度6~7程度の地震の1.5倍の力に対して、倒壊・崩壊しない建物の強さと定められています。
- 制震構造
- 地震や台風の強雨などで揺れた時に、建物に伝わる揺れのエネルギーを制震装置(制震ダンパー)で吸収する構造のこと。壁に吸収材を組み込み、揺れを軽減させる方法が一般的。比較的少ないコストで設置可能なため、取り入れやすくリフォームでも施工が可能です。
- 免震構造
- 建物と地盤の間に免震装置を設置し、地震の揺れを受け流して建物に揺れを伝えにくくする構造のこと。揺れの減少により家具の倒壊や物の落下などの二次災害を防ぐことができます。
- 平屋住宅
- 1階建て住宅(ワンフロア住宅)のこと。近年では、平屋タイプの商品も多く「新しいもの」として注目を集めています。
- 高気密高断熱住宅
- 気密性・断熱性を高め、省エネルギー効果と快適性を両立させた住宅のこと。従来の一般的な住宅と比べて、床・壁・窓・天井・玄関などの隙間がほとんどなくなるため、24時間換気システムや空調システムを併せて行うなど、室内の空気環境を良好に保つ処置が必要となります。
- C値
- 家にどのくらいのすき間があるのかを示した数値を「C値(相当すき間面積)」といい、C値が低ければ低いほど気密性が高いということになります。C値は計算で求めるのではなく、建設現場で建物の気密を測定することで確認することができます。
- UA値
- 家から外へと逃げる熱の量を示す値を「UA値(外皮平均熱貫流率)」といい、数値が少ないほど断熱性能が高いと言えます。
- 回遊動線
- 家の中で行き止まりがなく、ぐるりと移動できる動線設計のこと。キッチン・ユーティリティ・浴室など水回りがまとまった回遊動線は家事がしやすくなります。
- サンクンリビング
- 部屋の床が一段掘り下げられた空間のこと。段差によって空間にメリハリが出る、床が下がっている分天井が高くなるという効果もあります。
また、段差がソファのような役割も果たすので、家族みんなでくつろげる新しい形のリビングとして人気です。
- 無垢材
- 切り出したままの自然な状態の木材のこと。美しい木目や木の香りを楽しめ、自然の調湿作用を持つことも特長です。
いかがでしたか?
近年流行している工法や間取り、デザインなどを取り入れたお家を「実際に見てみたい!」と思ったらぜひジュートピアへ足を運んでみてくださいね。